私たちの生活空間を雨漏りから防いでくれる防水層。
陸屋根、勾配屋根、バルコニーをはじめ、開放廊下や庇、外階段など雨の掛かる場所には防水工事が必須です。
アスファルト防水・改質アスファルトシート防水、シート防水・塗膜防水などがあります。
太陽光パネルや屋上緑化を施す際にも、最適な防水措置を行いましょう。
断熱材と遮熱塗料は、最上階の室内を快適にします。
また、鉄筋コンクリート構造物においては、コンクリートの微小なクラックが年月と共に、地震・台風・寒暖の差・塩害などの
影響を受けて次第に大きくなっていき水漏れなどの原因となってしまうため定期的な防水工事が必要となります。
◎ 適切な時期に防水工事を行なうことで建物の性能を保つことができ、大切な資産を守ることにも繋がります。
防水材の標準的な耐久性能は10年から15年が最も多くなっております。
工法によっては、20年以上の耐久性を有する材料もあります。
種 類 | 価 格 | 耐久年数の目安 | お勧めの場所 |
シート防水(塩ビ、ゴム) |
安い 高い |
10~15年 | ・屋上 |
ウレタン防水 |
10~15年※ | ・全て(複雑な形状でも可) | |
FRP防水 |
10~15年※ | ・ベランダ | |
アスファルト防水 |
15~20年 | ・面積の広い屋上 |
※は、耐久年数内でも5年前後に1度程度のメンテナンスが必要となります。
密着工法 【防水層を下地に完全に密着させる工法】 | |
○ メリット ・コストが安い ・工期が比較的早い ・歩行可能・重歩行可能(工法による) × デメリット ・防水層が下地に密着しているため下地に含まれている水分の影響を受けて 防水層にひび割れが発生したり、膨れが発生する場合がある |
絶縁工法 【防水層を下地に密着させない(浮かす)工法】 | |
○ メリット ・防水層が下地の影響を受けない(多少濡れていても施工可能な工法もある) ・長期にわたって防水層が長持ち ・ランニングコスト低減(次回防水工事のコスト低減) × デメリット ・コストが少し高い ・軽歩行はOK・重歩行は不可 |
年数での判断では、10年から15年を目安にして頂くと良いかと思います。
また、防水層の変色や『 膨れ・亀裂 』が発生しているようでしたら早急な改修工事が必要となります。
建物の構造・既存防水の種類・施工場所・使用用途によって適切な防水工法を判断する必要があるため現地を確認、調査させて頂きます。
当社では、様々な工法の中からお客様の建物や構造物に合い長持ちする工法を提案しておりますので、お気軽にご相談ください。